ちょっとイイ写真が撮れるテクニック/構図編
多くの人がカメラを持っている最近。
友達や彼氏との2ショット、飲み会での記念撮影、旅行に行った際に見たものの撮影などなど、せっかくならいい写真、撮りたいですよね!
わたしはカメラのプロでもなく、一眼レフを持っているとはいえ、あまり使いこなせていませんが、わたしのカメラの楽しみ方を少し、数回に分けて紹介させていただきたいと思います。
今回は構図編、ということで、偉そうに構図について書かせていただきます。
レンズの高さ
まず、カメラのレンズの高さについて、意識してみましょう。
自分の目の高さでレンズをのぞいて撮影することを基本として、その他の高さを試してみるのです。
例えば、しゃがむ。
しゃがんでみると、散歩する犬やベビーカーに乗った赤ちゃんに見えている世界が見えてきます。
背丈の低いものを撮るとき、自分の目の高さでカメラを構えて下を向いて撮影するよりも、しゃがんで下からあおって撮るほうが臨場感を増して撮影できます。さらに背丈の高いもの(タワーや大きな建物)はさらに大きく、迫力を増して見えます。
次に、カメラを地面に置く。
これは手ぶれしないという利点のほかに、自分の前に続く道や周りに茂っている芝生や雑草が、ぐっと長く、とても新鮮な見方の写真が撮影できます。
四角の中に収める
私たちの視野は角ばってもいなければ、ある程度広いことに対して、写真は長方形です。
従って見ているもの全てを、1枚の写真に収めることは不可能。
見ているものを「長方形に」切り取る必要があります。
一般的に、横長の写真は客観的、縦長のものは主観的に見えると言われています。
つまり、カメラを縦にして撮るということは私達のおよそ180度の視界から本当に一部だけを切り取ることになります。
それだけに、その場合には、写真に収めたい情景をよく観察し、
どこを切り取ったら今、自分が感じていることを最大限、長方形に収められるか、
思いを巡らせます。
横長に撮影する時も、長方形の中のどこに、主役をおさめるのか、考えてみると写真に変化が出てきます。
つまり、いつも長方形の真ん中に主役をおさめる必要は全くなく、
わざとはじっこに入れてみたり、ななめ下に入れてみたり。
例えば個性的な建物をみつけた時には、その建物の全体を撮影するほかに、
その中で自分が一番ひきつけられる部分を見ぬき、
そこにズームインしてみたり、その部分と、空を同時に切り取ってみたり、という要領です。
地平線や水平線、その他まっすぐなものを撮影するときには、
その線を長方形の中のどこに持ってくるのか、考えてみることで少し違う色が出てきます。
例えば、高台に上って地平線に広がる街を撮影する時には、
街:空=5:5だけでなく、6:4や3:7の割合も試してみる価値は大いにあるのです。
正面VS.斜め
人や建物を撮影する時、知らず知らずのうちに、正面から撮影していませんか?
たしかに全体をとらえるには、正面からの撮影は効果的です。
それに加えて、10歩ほど移動し、斜めの視点から撮影してみても、面白いのです。人物ならば、横顔や影を意識してみます。
構図編は、これで終わります。
今までと少し違う写真を撮って、ニヤッとしちゃいましょう◎
次回は「色」について、つぶやいてみたいと思います。
<写真(上から)>
・しゃがんで撮影した例
・写すものをわざと真ん中から外す例
・地面:空=2:8くらいの例
(全て著者撮影)
こちらの記事もどうぞ!
タグ
トラックバック&コメント
トラックバック
-
[...] ワンランクアップさせるポイントを紹介してきた「ちょっとイイ写真を撮るテクニック」シリーズ。 「構図編」、「色編」に引き続き、今日はピントについて、書かせていただきます。 [...]
コメント
[...] 前回の構図編に引き続き、今回は色について、書かせていただきます。 [...]