星座のススメ①~あなたはいくつわかりますか?~
みなさんこのごろ星見てますか?
わたしは、地元の長野に帰ったときなど、ときどき夜空を見上げて星を見ます。
そのたびに私は、この星々を線で結び様々なものに見立てた昔の人たちの想像力のたくましさに感服してしまいます。
しかし同時に「ちょっとたくましすぎるんじゃないかな~・・・」という思いもこみ上げてきます。
それはなぜか。今日から二日間かけてそのたくましさを紹介していきます。
いろいろな星座
★エントリーNO.1
四つの星をなんとなく繋いだこの星座。
これは何という星座でしょうか。
正解は・・・
おひつじ座です。
さっそくたくましすぎます、想像力。
四足を大胆に補っています。一本補うとかじゃないです。四本ともすべてです。
ひつじのトレードマークともいえる巻いた角に該当する星も、とくに見当たりません。
それも補っています。というかもう補ってしかいないです。
実際もとのラインでは、ひつじの背骨くらいしか表せていません。他は想像力で補っています。
ここでもう一度一枚目の画像を見てみてください。
どうですか、この4つの星を見てひつじを思い浮かべることが果たして私たち現代人にできるでしょうか。すごいですね昔の人って。
でもこのたった4つの点からひつじを一頭想像してしまうとなると、壁や天井のシミ、もしくは顔のホクロなどがいろいろなものに見えてきてしまって気になって気になってさぞかし日常生活が大変だったのではないかなと、おせっかいながら心配になってしまいます。
★エントリーNO.2
この星の結びつきは何を表しているでしょうか。
正解は・・・
おうし座です。
おひつじ座が補いの産物であったからといって補うことばかりを考えていてはダメです。
今度はバッサリと牛の下半身を割愛しています。
無いなら補う、邪魔なら削ぐ。
昔の人々の星座作りの姿勢を通して、柔軟な思考の大切さに改めて気づかされます・・・とかきれいにまとめてはいるものの内心は「なんでもありかい!!言ったもん勝ちかい!!やりたい放題だなぁ!!」というすさんだ思いでいっぱいだということは墓場までもっていくつもりです。
★エントリーNO.3
これはなんでしょう。
うお座です。
これに関してはもうどう受け止めていいかわかりません。
この魚、いったいどういう状況なのでしょうか。なんか二匹が紐で繋がっています。
魚は魚でも、空に思い描くにしてはすごく特殊な状況に思えます。
そしてよく見るとそのほとんどが紐部分に占められています。
ひも座と言っても過言ではないでしょう。
★エントリーNO.4
この三つの星を繋いだ星座はなんというでしょうか。
この星座はまんま「さんかく座」といいます。
なんでしょうこの肩透かし感。文句のつけようがありませんが、文句をつけたいです。
考えすぎかもしれませんが「調子に乗るなよ」と言われた気分です。たぶん考えすぎです。
★エントリーNO.5
こちらの3つ星をつなげたものはなんというでしょう。
正解は「かみのけ座」です。
同じ三つの星でもこっちは髪の毛です。
色々な星座のネーミングを見ていると、どうやら気分が乗っているときとそうでないときとがあるようです。
この星座が後者であることは言うまでもありません。やっつけです。
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本日は比較的みなさんに知られている星座を中心にご紹介しました。
しかし、現在承認されている星座は88個あるのです。
明日はもっとマイナーな星座、星好きでも普通の人は知らないような発想力豊かな星座たち(実は不採用になった星座たち)をピックアップしたのでお楽しみに!!!
後編はこちら→星座のススメ②~自分だけの星座探し~
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