狂言も映画も二本立てで見られる! お得な裏・横浜でアートな一日を。

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煌びやかな夜景に、コスモワールド、海を臨む扇形のインターコンチネンタルホテル・・・・近年、横浜のイメージはもっぱらみなとみらいに占拠されてきましたが、横浜出身の私としては、「みなとみらいの裏がおもろいのに・・・」とこっそり呟きたくなってしまいます。今日は、そんな横浜をお届けしたく、みなとみらいや中華街にあえて行かない、横浜歩きをご紹介します。


文化の街・横浜

開国の地・外国人居留地としての横浜は19世紀から戦後にかけて大繁栄しますが、その舞台を支えていたのは、JR桜木町駅の”裏”にあたる、海と逆側の地域です。

今回ご紹介するのは、上から「鶴一家」「横浜能楽堂」「シネマジャック&ベティ」です。

横浜能楽堂にて、狂言を格安で

文化的・・といわれても、例えば「能・狂言」なんてとても高尚な気がしますよね。私も、千駄ヶ谷にある国立能楽堂を訪れたとき、着物のマダムに一人普段着の小娘・・・超浮きました・・・

しかし、こちら横浜能楽堂の企画はとても気楽に能や狂言に親しめます。チケット代がそもそもかなり安いのですが、特におすすめなのは、「横浜狂言堂」 という狂言観劇の企画公演。毎月第2日曜日は、狂言二本立てを解説付きで、破格の2000円で観ることができます。伝統芸能に親しんでもらおうという意図でこのような破格の企画が成立したようです。

4月の公演を観に行ってきましたが、作法も勝手も知らない私でもとても気軽に楽しめました。昔の言葉がわからなくても公演のあたまに丁寧な解説が入りますし、狂言はいわゆる「コメディ」ですから存分に理解でき、笑えます。

かなり人気の公演なので、チケットはお早めに。

横浜能楽堂トピックスURL http://www.yaf.or.jp/nohgaku/topic.html

映画の二本立てが一本分の料金?! シネマジャック&ベティ

京急黄金町駅と日の出町駅の間にあるあたり、見るからに「昭和!」な街並みの中に、名画座ジャック&ミニシアター系映画館ベティが、(見た目に似合わず)ひっそりとたたずんでいます。
このあたりは、若葉町と呼ばれる赤線地帯でした。この界隈には映画館を含め様々なシアターが立ち並び、横浜の一大映画全盛期を支えていました。現在ほとんどが閉館に追い込まれる中、ジャック&ベティは当時の面影を残しており、映画二本立てを1500円で、というとんでもなくお得な企画をやっています。

二本立ての上映作品も大抵すごくいい組み合わせでハズレなしです。私は前回、2009年アカデミー賞外国語賞受賞「瞳の奥の秘密」と、パリで公開直後騒然の動員数No.1を獲得した「オーケストラ!」を見ました。まぁ、でも・・・正直、朝早く起きて映画館に向かい、映画を二本見た後には昼下がりどころか夕方近くなっているので、どっと疲れます。一日どっぷり映画の世界に浸りたい時にはかなりおすすめです。

シネマジャック&ベティURL http://www.jackandbetty.net/

そんな横浜を辿る映画「ヨコハマ・メリー」

街並みの雰囲気をとりあえずつかみたい。そんなときは、私が今日紹介した界隈の雰囲気を隅々までスクリーンに映し出した映画「ヨコハマ・メリー」を見ていただくことをおすすめします。顔を真っ白に塗った、ヨコハマの伝説の娼婦メリーさんが消えた・・・彼女を追って、戦後のヨコハマをなぞっていく、ドキュメンタリーです。

goo映画による解説ページ http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD8665/story.html

この映画に映し出されるヨコハマは、1940年代から現在に至るまでの繁栄と衰退を一気に背負った、輝かしき街そのもの。ネオンが寂れていたり、灯りが安っぽかったり、それでもインタビューに答える人たちがヨコハマを愛して止まない雰囲気が街並みとともに映し出されます。

桜木町駅を降りて海側と逆方向に歩いていくと、キラキラしたみなとみらいでは感じ得ない一種の懐かしさを覚えることでしょう。それは「ずっとそこにあったヨコハマ」の町なのです。


おまけ:帰り道に是非!横浜駅近くのおいしいラーメン屋

「鶴一家」

電話:045-324-5568
住所:横浜市神奈川区鶴屋町1-7-34

営業時間
[月~土] 11:00~27:00
[日・祝] 11:00~24:00
ランチ営業、夜10時以降入店可、夜12時以降入店可、日曜営業

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